刀の外装横領疑い 勝山受刑者を告訴
京都の男性、福井地検に
中日新聞 2020年12月02日
客から預かった日本刀を返却しなかったとして、業務上横領などの罪で懲役3年の実刑判決を受けた福井市の刀剣類販売・修理会社「勝山剣光堂」の元代表取締役勝山智充受刑者(52)が、修理を委託された軍刀の柄なども横領したとして、京都府の50代男性が1日、業務上横領の疑いで福井地検に刑事告訴した。
告訴状によると、男性は15年6月、外装を修理してもらおうと軍刀を勝山受刑者に預けたところ、柄やさやなどが別の物に交換されて戻ってきた。福井地裁による回収の強制執行後も返還されず、勝山受刑者が横領した可能性が高いとしている。
出典
中日新聞、2020年12月02日、14面