修理依頼の日本刀横領 福井県警、容疑で社長逮捕
CHUNICHI Web(中日新聞) 2016年05月18日 12時04分
修理の依頼を受けた日本刀を横領したとして、福井署と福井県警捜査2課は18日、業務上横領の疑いで、福井市照手1、刀剣販売会社「勝山剣光堂」社長勝山智充容疑者(47)を逮捕した。署によると、「事実と違う」と容疑を否認している。
逮捕容疑では、2013年5月ごろ、福岡県久留米市の会社役員男性(65)から修理で預かった日本刀1振り(25万円相当)を返さなかったとされる。
署によると、同年8月ごろ、修理が終わらないのを不審に思った男性がキャンセルを申し込んだところ、迷惑料などを請求されたため提訴。福岡地裁は昨年7月、返還を命じたが、勝山容疑者は従わず、差し押さえに模造刀を出したという。
署によると、同様の被害相談が他にも30件ほどある。同社のホームページでは、「創業90余年を誇る美術刀剣専門店」とうたい、インターネットも使って刀剣の販売や修理などを手掛けている。
出典
- http://www.chunichi.co.jp/s/article/2016051890120415.html → Wayback Machine
- 「修理で預かった日本刀横領容疑 福井の会社社長逮捕」『中日新聞』2016年05月19日、朝刊、福井版、10版、30面
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