勝山剣光堂ニュース


環境運動家としての勝山智充被告

勝山剣光堂ニュース 2018年10月07日


2004年6年末のオーストラリア訪問が奏功して勝山智充被告は帰国後、NHKに出演し、福井市の市民大学講座の教壇に立ち、福井県の環境アドバイザーに就任しています。こうした活動を通じて勝山被告は、いったい何を世の中に訴えてきたのでしょうか?

NHKへの出演は2005年3月ごろのことと思われます。その時に撮影された写真を見ると、勝山智充被告が自分で作った例の「証明書」が大きく取り上げられていますので、やはり2004年6年末のオーストラリア訪問の話題が中心だったのでしょう。

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勝山智充被告が主宰するNPO法人EPOのウェブサイトのトップページには、それから 干支えと が一巡した現在もなお「NHK取材インタビュー」の文字が見られます。この出来事は相当長期にわたって勝山被告の宣伝材料に使われてきたことになるのです。

勝山智充被告が福井市環境パートナーシップ会議の開設する市民大学講座「エコカレッジ福井」の講師だったのは2009年のことです。エコカレッジ福井は2009年4月から翌年3月までを第1期とし、同会議が解散する2015年3月まで6期続いているのですが、そのうち勝山被告が講師を務めたのは最初の第1期だけでした。なお、勝山被告が講義をしたのは以下の3回です。

Aコース
「エコライフとエネルギー」

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第4回「エコライフ、省エネ」みんなで討論
2009年6月21日


Cコース
「グローバル・エコ活動」

20090712.jpg・・20091101.jpg

第5回「NPOの現場 1」第10回「NPOの現場 2」
2009年7月12日2009年11月1日


よく見ると3枚の写真すべてに例の「証明書」が写り込んでいます。ここでも、やはりその話題が中心だったのでしょう。なぜ勝山智充被告が第2期以降も講師を続けなかったのかは不明ですが、受講者に不評だったというのが一番ありそうな理由のように思えます。Aコースの講義テーマ「エコライフ、省エネ」と勝山被告のオーストラリア訪問は基本的に無関係でしょう。また、Cコースの「NPOの現場」は2回も開講されているのですが、たった3日間のオーストラリア訪問の話題だけで2回も講義をするというのは、どう考えても無理があるように思います。いずれにせよ真剣に環境問題を学びに来ている受講者たちは、勝山被告の虚栄と 欺瞞ぎまん を鋭く見抜いたに違いありません。

エコカレッジ福井の講師が1期1年きりだったのに対し、福井県の環境アドバイザーを勝山智充被告は2009年から逮捕時までの8年間続けています。逮捕されなければ、もっと続けていたかもしれません。福井県のウェブサイトによれば、環境アドバイザー制度とは「環境保全に関する有識者、環境保全活動の実践者から構成される環境アドバイザーを、地域の環境活動及び学習会に講師として派遣する制度」とのこと。勝山被告の担当分野は「エコライフ、省エネ・地球温暖化防止活動」でした。それを8年間続けることができたのは、その間に特に大きな苦情が出ることもなかったということでしょうか? それにしても「民事訴訟では常連。福井県内の警察関係者で勝山を知らない者はいない」と言われた勝山被告の悪評を福井県庁の人が8年の長きにわたって、まったく耳にしていなかったとは思いにくく、この裏には何か語られざる闇があるのかもしれません。 (1)

福井県の発行した環境アドバイザーの名簿を見ると、勝山智充被告は「NPO法人EPO理事」の他にも「省エネルギー普及指導員」という「公職等」に就いていることになっています。また、勝山剣光堂のウェブサイトを見ると、勝山被告は「(財団法人)省エネルギーセンター省エネルギー普及指導員認定第05201002号」ということになっているのです。これもまた詐称かどうかは未確認ですが (2) 、省エネルギー普及指導員というのは、省エネルギーセンターが無料で開催する3日間の講習会に出席しさえすれば、希望者全員に無試験で付与される、かなりお手軽な資格でした。こうした制度の、いわば抜け穴を利用して勝山被告は省エネの専門家にうまく化けた形でしょう。なお、この資格は「家庭の省エネエキスパート検定」の新設にともない2015年3月をもって廃止されています。旧資格の保有者には試験の一部が免除される優遇措置が設けられていますので、勝山被告には、ぜひとも新資格の検定試験に挑戦してもらいたいものです。

さて、最後に勝山智充被告の演説を収めた動画を紹介します。2005年6月17日、ガレリア元町商店街で開催された「アースデイふくい 2005」において撮影されたもの。


再生開始後ちょうど1分経過したあたりの、例の自作した「証明書」を紹介し終えたタイミングで勝山智充被告は自分の話の空々しさに思わず自分で吹き出しています。それでもなお、このビデオが撮影されてから4年後のエコカレッジ福井において、これと同じ「証明書」は、まるで御真影か何かのように教室に飾られているのです。おそらくは福井県の環境アドバイザーに採用されるにあたっても、この「証明書」は一定の霊験を発揮しているのではないかと思います。

これを読んでいるかもしれない公共機関の人にお願いしたいのですが、海外で発行されたことになっているペーパーを見せられた場合は、それを英語が読める人に見てもらうだけでなく、その分野の専門家にも必ず確認をとるようにしてください。また、発行元とされる機関に直接問い合わせを行うことも重要です。英語が話せない勝山智充被告が活動の場として英語圏を選んだのは、日本ではそうしたチェックが甘くなることを見越した上に違いないのですから。


注記

(1)「被害者を多数知っている」BBSへの投稿から <【福井】横領の疑い 刀剣店の男逮捕 < 2ちゃんねる(2016年05月19日 23時28分)

(2) ウェブに掲載の肩書は大半詐称か 日本刀トラブル男、指摘後も修正せず < 事件・事故 < 福井のニュース < 福井新聞 ONLINE(2016年05月30日 07時10分)

関連情報

勝山智充被告が見せる謎の証明書 < 勝山剣光堂ニュース(2018年08月24日)

勝山被告とNPOとインターネットオークション < 勝山剣光堂ニュース(2018年09月05日)

NPO法人EPOのなぞなぞ < 勝山剣光堂ニュース(2018年09月15日)

勝山智充「博士」が植樹した場所 < 勝山剣光堂ニュース(2018年09月30日)

勝山智充「博士」の外遊に随行した人々< 勝山剣光堂ニュース(2018年10月03日)

福井市環境パートナーシップ会議(2001年08月 〜 2015年03月)→ Wayback Machine